鎌と剣と鬼-2
「ちがうよ!ね?杏奈ちゃん」
「う、うん」
(お世話だよ…バカが…)
!!
(鬼の気配……?)
「ごめん、アタシ学校に忘れ物」
杏奈は学校に向かい走り出した
「え?ちょっと!」
「夜は危ないから一緒にいくよ」
一刀と小春は後を追いかけた
*
三人は学校に戻って来ていた
「はぁ….はぁ…杏奈ちゃん早いよ」
「何を忘れたんだ?」
(何で来るんだよ…)
「ちょっと…筆箱とか…」
「明日じゃダメなのか?」
「一刀と違って杏奈ちゃんは毎日勉強してるんだよ」