雷と空-2
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「腹減ったな…」
あれから雷太は外が薄暗くなるまで屋上で爆睡していた
教師の生死は不明だ
(ラーメンでいいや)
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目に入ったラーメン屋で腹一杯食べると雷太は家に帰るため歩き出した
カチッ
ふぅー
(食後の一服はうめぇな…)
「ちょいとぉ…そこのあんたぁ…」
雷太が後ろを振り返ると そこには一人の老婆が立っていた
「なんか用?」
「お前さん…能力者だろぉ…興味あるねぇ…」
「あっそ….俺は鎌を持ってるような危ない婆さんには関わりたくない…じゃあな」