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鬼退治
【鬼畜 官能小説】

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人と鬼-2


「あっ!切れた!何よ一刀ったら!」
(なんであんなこと言ったんだろ…一刀が死んだら…あたしは…)

小春は嫌な予感がしたが考えないようにし一刀の帰りをまった





電話を切った直後青鬼は一刀に向かって歩いてきた

(ヤバイ!にげきれるか?)

一刀は全力で青鬼とは逆の方向に走った


ドスン!ドスン!

!!
(はえぇー!追いつかれる!)

一刀は目に入った神社に走りこみ木の陰に隠れた

(鬼ってあんなに足はえーのかよ…)

ドスン!ドスン!

青鬼は一刀が隠れている隣の木を揺らした

バキバキバキ!

木は根っこから折れて地面に横たわった


(ヤバイな!どうせ死ぬなら少しでもダメージを与えてやる!)

一刀は陰から飛び出した

「こっちだ!」

青鬼は一刀を見つけると自分が折った木を掴み追いかけた

(どうしよう…ダメージを与えてやるなんて言ったけど武器なんてこれしかないしな)

一刀は誰かが木に人形を打ち付けた時に使ったであろうトンカチを拾い持っていた

(とにかくやってみるか)

一刀は向かってきた青鬼にトンカチを投げつけた

トンカチは青鬼の額に当たったが痛がるどころが何もなかったかのような反応だ

(全然きいてねぇー!)






「はぁ…はぁ…もうダメだ…逃げきれねぇ…」

一刀は暫く青鬼からうまく逃げ続けていたが体力に限界がきた


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