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サディスティック・スパイラル
【SM 官能小説】

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スパイラル-7

「ひいいい……、引っ張らないで……」
「ほら、休んでいる場合か? 浣腸の時間が迫ってきているぞ」
制限時間つきのご奉仕を再開するも、たびたびされる悪意の横やりに中断せざるを得ない。
哀願の目で必死に訴えかけるが、峻厳の主は憐みの情を表わすどころか益々さかんにコードの綱引きを楽しんでいる。
「うううっ、うんぐうんぐ……。うふぐぐぐっ! い、逝くうううっ!」
口腔からペニスを吐き出し、冴子は抑えていた欲情のたぎりを噴き上げて上半身を硬直させて絶頂を向えた。
つかの間淫欲に漂っていた冴子だが、差し迫った時間がよぎり振り払うようにして濡れて光る禍禍しいペニスにむしゃぶりついていった。
「その調子だ。いいぞ、出るぞ……。いいか、ご主人様のエキスを一滴もこぼすなよ」
竹中は両手で掴んでいた冴子の髪にグッと力をいれてペニスを更に奥まで差し入れた。
「ぬっ! うぐぐぐぐっ! くっ、苦しいいっ!」
「だすぞ!」
身体を反らせ腰を突き上げ牝犬の頭を抑え込んだ。その剛腕の下で性の受け皿にされた肉体が抱えこまれた。
「うぷっ!」
喉の中で精の放射を受け止める感覚と同時に激しくむせかえった冴子は、ご主人様の白濁を飛び散らせてしまった。開けた唇から涎と共に白濁の体液が流れ出て絨毯を穢している。
「言いつけを守らなかったな牝犬め、お仕置きをせねばならないな」
口の回りに飛び散った体液を張りつけたまま涙目の牝犬は、その言葉におののきながらご主人様を哀願の表情で見つめていた。




竹中がハンディマッサージャーを冴子の顔の前にかざした。
冴子は面前の電動マッサージ器の意味が分からず、埋め込まれたまま暴れ回っている5個のローターに反応する身体に対応するだけで精一杯だった。
電動マサージ器のスイッチが入れられると、ローターと比べものにならない振動が発動されて丸い頭が唸りをあげている。その圧倒的なパワーで、こけしのような頭がぶれて視覚にもぼやけた姿にしか捉えることが出来ない。
「電マで堕ちない女はいない。お前はどんな音色の悲鳴を聞かせてくれるか楽しみだ」
上目使いで下から冴子を覗きこみながら乳首に垂直にした電マを軽く当てた。
「うぐぅっ!」
鋭い刺激がシコリきった乳首を介して雷のような電流を下半身に落した。膝立ちの腿に震えがはしり身体がのけ反る。
竹中の手が乳房の裾野を搾りあげて頂点に集中させて電マを擦りつけると、落雷が轟きクリトリスがスパークしてバギナが樹液を滴らす。交互の乳首がいたぶられ、わなわなとした震えが連続しておこり小さな波が積み重なって大きなうねりへとなってゆく。
「だめだめだめっ! ああああああっ! 来る、来る、来るっ! 逝くうぅっ!」
ストンと腰を落として顔を伏せたままブルブルと痙攣をして、爆発したエネルギーを放出している冴子の頭の上から支配者の嗤いが響く。
「乳首だけでこの体たらくか牝犬め。ご主人様のエキスを吐き出した仕置きはこれからだぞ」
強制的に性の極限に何度も上げられ、女の性を弄ばれる屈辱とあられもない姿をむき出しにされる恥辱で冴子は竹中を直視することが出来ない。
一方で、絶対王に従属せざる得ない状況に脳が麻薬をうたれたように麻痺していった。
「ご主人様、お赦しください! もうこれ以上は身体がもちません……」
「だいぶ素直になってきたな牝犬。だがお前の身体はまだ逝きたがっているんじゃないかな?」
「いえ、もう充分です……」
「充分かどうかは俺が判定してやる」
再び胸にまわした縄目に手をかけた竹中は、腰を落としている冴子を無理やり膝立ちの姿に引きずり上げた。汗で光沢を放つ身体は、本来は女性の美しいフォルムを写しだすはずだが、肌に食い込む縄目によって無残に絞り出された乳房とバギナから垂れ下がる玩具からのコードによって猥雑で淫靡な姿になっている。
胸から徐々に電マの頭が股間に下がって茂みのあたりで止まると恥骨に伝わる震度で刺激を受けた身体が中のローターに呼応して蠢かしているようだ。
「ひっ! 中で、中で動きまわっているわ……。くっ! しないで……」
「どうだ、まだ欲しがっている証拠だ。欲しくて欲しくて締め上げているんだろうが」
「ひいいっ、違う、違いますご主人様。もうこれ以上は勘弁してください!」
「違うかぁ? ほれどうだ」
叢を離れた電マが掠るようにバギナを往復する。
「くわあああああああっ!」


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