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狭間
【調教 官能小説】

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交尾-5

「・・・ぅ・・・ぅ・・・。ん・・・。」

繋がったままも止められた行為を惜しむ理恵。
恥じらいながらも、もっとしたいということを言いたくて言いたくてしょうがない。
それでも尚、恥じらいが理恵を縛り、同時に盛り上げていく。
俺は待った。欲望が打ち勝つ時を。

「・・・。」

しばらく黙ったままだった。
普通のプレイに慣れた人間ならば、興を削がれたと言ってしまうだろう。
だがそれだけではつまらない。この間がたまらない。
俺はますます昂ぶり大きくなるのを感じていた。
そしてとうとう、理恵は欲望を口に出した。

「・・・もっと・・・、して・・?」

「何をだ?」

「え・・・!?」

「何をして欲しいんだ?」

「さっきの・・・を・・・?」

「さっき、何をしていた?」

「それは・・・え、・・・えっ・・・・?」

こういうとき、無垢な女の恥じらいはたまらない。
言いたいこと、して欲しいこと、全て分かっていても、それをさせず、あえて女に言わせる。
俺は最高のプレイだと思うが、当然、万人に出来るものではない。素質がなければ。
また黙りだし、しばらく沈黙。
俺は悟られないようにほんの少しだけ腰を動かし、答えを促した。

「え・・・、えっち・・・してた・・よ。」

「そうだな。それで?」

「・・・だから・・・えっち・・・して・・・」

「して・・・何?」
意地悪に聞き返し、俺は笑みを向ける。
とうとう理恵が我慢できず踏み込んだ言葉を発する。

「だから・・・!えっち・・・してほしいの!」

すべてを言わせたとき、俺は最高の喜びを得た。
そして、言い終わった理恵もまた、実は喜んでいるだろうことが分かった。
答えを聞いた直後、俺はたまらなくなった理恵を一気に貫いた。

「よく言えたな・・・っ!!」

「・・・んっ・・・!だって!・・・言えって・・・ぁん・・・!」

あえぎ声を上げながらも、俺のじらしへの抵抗を口にする理恵。
お互いに快楽の点が一致していた。相性は良かった。


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