菜々と真理乃さん-2-1
朝、
目が覚めると、隣で真理乃さんが寝ています。
昨晩は、
真理乃さんは仕事で遅くなるということだったので、
先に寝かせてもらいました。
真理乃さんの枕の下から、何かが覗いています。
(えっ…?)
私は眉をひそめます。
真理乃さんを起こさないように静かに引き出してみると、
私がきのう一日履いていたショーツです。
「ちょっとぉ!!これはないんじゃないの!?」
「がっ!んがっ!?」
真理乃さんも起きて、しまったという顔をします。
「こういうのはプライバシーというか、
相手の恥じゃないですか!?あんまりです!!」
「ごめっ、ごめん。ごめんなさい」
真理乃さんはベッドの上で小さくなります。
「昨日の夜、これで自分でしたんですか?」
「うん…。菜々、よく寝てたから、
起こすの悪いと思って…。本当にごめんなさい」
「ええ〜っ!?」
私は当惑します。
女の子の汚れた下着でしちゃうなんて、
これではヘンタイです。
「ごめんねぇ。
菜々が可愛くネンネしてるの見たら、
すごく欲しくなっちゃったの。許して」
真理乃さんは私の頭を胸に抱いて、
頬ずりしてきます。
「嗅いだり…、その、口でしたりしたんですか?」
「うん。大好きな菜々の味がした。
菜々の可愛い寝顔を見ながらして、
とても幸せな気持ちで寝た。実は時々してた」
「もぅ!ヤダァ!知らないっ!」
私はプンプンです。
「ごめんねぇ、ごめんねぇ、
菜々のこと好き過ぎてごめんねぇ」
真理乃さんは嬉しそうに、
私の頬にチュッチュしてきます。
「真理乃さん顔がオシッコ臭い!」
「お許しのキスをしていいの?」
「口をキレイにしてからです!」