大浴場 大欲情が故に忘れられた者-4
そんな決意をした板長だったが、姫美の痴態に我慢が出来ずについついのめり込んでしまい、その姫美に見つかる失態を犯してしまった。
板長は逃げようとしたが、慌て過ぎて自分がズボンを下げているのを忘れてしまい、バランスを崩してその場にこけてしまった。
「この覗き魔め―――!」
遼が板長の襟首を掴んで引き上げた。
「ごめんなさい、ごめんなさい」
板長は哀れになるほど丁重にぺこぺこと頭を下げて謝りだした。そこへ旭と恵子と瞳が駆け付けた。
「その人覗き魔じゃないのよ。旅館の板長さんで今日の乱交仲間なのよ。誰が一番エッチかチェックしてくれてるのよ。今日のエロMVPを決めるのは板長さんなの」
板長を哀れに思った恵子は咄嗟に機転を利かせた。
「そうなんです。だから板長を離して下さい」
旭も恵子の機転に乗っかった。
「なあんだ、そうだったのか。じゃあ、こんな所でシコシコしてないで、こっちに来て一緒に楽しみながらチェックしたらいいのに。で、姫美はいい線いってますか?」
「す、すみません。童貞なもので、皆さまとご一緒だったらご迷惑になるかと…」
「げえええ!な、なんだってえええ!その黒光りが童貞だってえええ!宝の持ち腐れだ!」
事情を知らなかった、遼は衝撃を受けた。
「役立たずですみません…」
「ああん、板長さんたら、何も自分から童貞ってバラさなくても」
板長の黒光りに直接触れた事のあるヒトミは、板長に愛着が湧いいて、みんなに情報が広がる前に密かに板長の童貞を喰おうと考えていたのだ。
「そんなに童貞が気になるなら、今日でオサラバしたらいいじゃないですか。おまんこ一杯ありますよ。より取り見取りで全然怖くないですよ。ほら、あたしでよかったら、ここに淹れるだけでいいんです。きゃあ、黒光りしてるう」
恵子はそう言って、板長の前に座って足をM字に開いて手で縦スジをこじ開けた。すると瞳も負けじと恵子の横に足を開いて座った。
「板長さん、こっちでもいいのよ」
しかし、板長はどちらにも手を出すことなく、二つの卑猥な秘部をガン見しながら、ついつい癖が出て右手で股間を扱きだした。
「うっ、うっ、でも、こっちのお客様は婚約者が居ると仰ってませんでしたか?」
「あら?そんなこと言ったかしら?」
恵子が痴れっと言った言葉に、瞳が大ウケをした。
「ほほほ、恵子ちゃん、やるわね。でも、主婦はそれくらいで無いと家庭は守れないわね」
瞳の想像する家庭を守る方法は想像できないが、丁度その時、他の者たちも脱衣場にゾロゾロと入って来た。
「やだあ、板長ったらお客様のおまんこをオカズにシコシコしてるう。やあん、黒くて大きいわあ。ああん、あたしのおまんこでもシコシコしてえ」
女将が嬉しそうにハシャイぐと、恵子の横に並んで足をM字に開いた。
「お、女将さん、うっ、うっ、エロい」
恵子、瞳、女将とそれぞれ中身の形が違う卑猥な部分を順番に見ながら、板長の右手の動きを速めていった。