天ヶ瀬若菜の憂鬱 第7話-1
ロンの瘤が良子さんの膣口を受け入れて、放たれる精液を子宮で受け止めていた。瘤はどんどん大きくなって、良子さんの膣口にピッタリと収まって、精液が逆流するのを防いだ。
「大丈夫よ、もう少し力を抜いて。」
アソコを内側から圧迫されて苦しそうにしている良子さんに若菜は優しく言葉を掛けた。良子さんはゆっくりと力を抜いていくと、次第に苦悶の表情も消え、穏やかな表情に変わっていく。
瘤も膨らみきって野生が収まったのか、ロンがペロペロと良子さんの顔を舐め始めると、良子さんはロンの大きな舌に自分の舌を絡ませて、キスを始めた。
良子さんはロンの首を右手で抱きしめ、喜悦の表情を浮かべながら愛おしそうにロンとキスを続ける。
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ふたりでちゃんとセックスができるまでしばらく付き合って欲しいと若菜は良子さんから頼まれていた。若菜はその頼みを引き受けた。そして、しばらく良子さんの家に通っていた。
若菜は今の良子さんとロンの姿を見て、もう私は必要ないなと思った。
良子さんの胎内にはたっぷりとロンの精液でいっぱいになっているだろう。良子さんはロンとキスをしながら、ロンが放つ精子を子宮で受け止めている。
それは紛れもなく愛し合うふたりがするセックスだった。
(私もあんなセックスできるのかな…。)
そう思うと急にキュンと胸が締め付けられて、若菜はなんだか憂鬱になった。