辺境の姫君-2
驚いたように目を開けると、姫は美白仙の顔をまじまじと見た。
「お前は何を言っているのか分かっておるのか?
恥部は父母にも見せることのないものじゃぞ」
「けれども乳母には見せてますね」
「そ……それは乙女の印を見なければどうしてもいけないと言われたので……」
「姫君が清い体であることは十分に知っています。
けれども、部族の他の娘たちと同じく、姫君の恥部は色が濃いのです。
その為殿方と何度も交わった女と間違えられる恐れがあると言うことです」
「な……なんということを口にするのじゃ。こんな屈辱は初めてじゃ。おのれ……」
姫の口はわなわなと震え、目からは大粒の涙が溢れ出た。
しかし美白仙の仕事はこれなのだから、言わずにはいられない。
「宦官は役得とばかりに、姫君の恥部を遠慮なしに見ます。
中には手で触る者もいると言います。そんなことで泣いていては生きて行けません。
強くおなりなさい。
けれども私は2晩の約束をしてますので、この続きは明日に伸ばすこともできます。
明日の晩は足を開いて恥部を舐めさせてもらいます。
恥ずかしがることはありません。夜になる前に湯浴みをして待っていて下さい」
美白仙はそう言うと姫の閨を後にした。
さて、2晩目になって美白仙が姫の閨にやって来た。
姫は仰向けに寝ていて目を閉じていた。だが眠っていた訳ではない。
「美白仙、始める前に吾が尋ねたいことがある」
「なんでしょうか、姫君」
「見たところ、吾とさほど歳が違わないように見えるが、女の体を舐めているうちに犯したくなることはないのか?」
美白仙は姫の寝着の裾を捲り上げた。
下穿きは履いておらず黒々とした恥毛がむき出しになった。
美白仙は姫の両足を立てさせて大きく開いた。
「姫君、僕は今よりも若いときより、女人を預けられて交わっております。
今もここに来る前にも交わって精を放って来ました。
ですから姫君に対して仕事以外の邪念を抱く恐れはないのです。ご安心下さい」
そう言うと姫の腰を掴んで上に持ち上げた。
そして姫の恥部を上向きにして、足を上半身の方に折り畳んだ。
首や肩を寝床に着けたまま、尻を上にした逆立ちのような格好だ。
「あっ、こんな恥ずかしい格好をさせる気か」
「姫君、こうしなければ僕がここの色の具合を詳しく見ることはできません。
それとランプの明かりをもう少し近づけてよく見えるようにします」
「ああ、こんな屈辱的な姿は父母にも見せられぬ」
「やはりこの色の濃さでは乙女とは判断されず、後宮から追い出されます。
やはり術を施すことになります。もし耐えられなかったら声を漏らしても構いません」
美白仙はまず大陰唇の黒ずみから取ることにした。
「ああ……くすぐったい。待て、やめよ。やめよと言うのに」
不自然な姿勢をとらされている姫は大陰唇を美白仙に舐められて体を揺すった。
目を閉じて歯を食いしばり、鼻腔を開いたり閉じたりして耐えた。
次第に姫の陰部は充血し陰核が勃起して露出して来た。
また秘裂が開いて小陰唇が翼を開いて蠢いて来た。
透明なとろりとした液がにじみ出て来ると陰裂から溢れ肛門の方に流れる。
美白仙は肛門の周りの褐色の皮膚もその液と一緒に舐めた。
姫の体はビクンと動き、生唾を飲み込む音が閨に響いた。
中開になった口はカクカクと震え、姫の閉じた瞼からも透明な液が溢れていた。