〈三匹の牝豚〉-31
『おい、妹のギャグにゴム栓をしてやれ。牝豚姉さんの小便を吐き出す前になあ』
「嫌あッ!!こんな…こんなの嫌あぁぁ!!!」
「がッ…!!おぼ……お"も"お"ぉ"!!」
さすがと言うべきか、専務からの指示が下る前から鬼畜達は動き、瑠璃子が吐き出す前にはゴム栓は嵌め込まれていた。
口の中をピリピリと刺激する小便に、瑠璃子は吐き出そうと頭を振り乱して足掻いていたが、直ぐに力尽きたように動きを弱め、今ではさしたる反応を示さない……繰り返された膣内射精と肛内射精、そして麻里子への性暴行と、顔面への汚液の噴射に、意識が朦朧としているのだ。
『豚には小便も糞も汚い物って感覚は無いからなあ?自分の小便で妹に教えてやるとは、よく出来た牝豚姉さんだ』
「う…煩い…ッ!!わ、私達の……あ"ん"ん"!!!」
下劣な豚の戯言に付き合う事は無い……妹の悲鳴に秘穴を濡らし、人目も憚らず小便を漏らすなど家畜以外の何者でもない……快感の波で下半身を打ち崩し、理性までも痺れさせて狂わせてやるのが、飼い主の勤めというものだ……。
(……お……お姉…さ………)
僅かに取り戻した意識の中で、瑠璃子は自分の下腹部の中を往来する熱い塊を感じていた。
自分の身体ではないように下半身は疼き、熱湯のように熱い液体が胎内で弾けるたび、それは快楽となって全身を駆け巡る。
絶対的に酸素が足りない身体……その呼吸を妨げている口の中の液体を、瑠璃子はぼんやりと飲み込み、軽い吐き気に襲われながらも飲み干していった……。
「お…おかしッ!!ひいッ!!おかしくなっちゃうぅ!!!」
その声は姉のだと直ぐに分かった。
完全な拒否ではなく、同調でもない叫び声は、やはり姉は女であり、男の集団には敵わないのだと思わせた。
「もう嫌!!もう駄目ぇッ!!ふひッ…ふひッ!!……や…や"め"でぇ"ッ!!や"め"でぇ"!!」
それは悦びにしか聞こえなかった……姉の秘穴はブシュブシュと生臭い汁を撒き散らし、弛んだ肛門は放屁まで鳴らした……強く凛々しかった姉はもう居ないのだと、瑠璃子は悟った……。
『………フン!このクソ豚が!!』
軽蔑の篭った専務の声が聞こえ、そして気配が消えたと感じた瞬間、瑠璃子の顔には粘り着く青臭い液体が滴り落ちてきた。
それは麻里子の中に果てた専務の精液なのだと、直ぐに理解した……。