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人食いチンパンジー
【獣姦 官能小説】

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第一章 プロローグ-5

 翌朝、女達は、皆ビキニ姿になりデッキのプールサイドで遅い食事をとっていた。美奈はエリの隣に座り、時折、口移しでパンやサラダを食べさせていた。
「今夜も犯る?」
 里奈が期待に目を輝かせて美奈の顔を見た。
「もちろんよ。旅の間も日本に帰ってからも、好きな時に犯してやるわ。こっちにはテープがあるんだから」
 美奈は蒼白な顔をして押し黙っているエリの太腿を鷲掴みにした。
「女の人の身体があんなにいいとは思わなかったわ。私戻れなくなっちゃう」
 真由が屈託の無い笑顔を浮かべながらミニトマトを口に入れた。
「あのさ。今夜浣腸を試してみない?」
 里奈が爪先をエリの股間に押し付けながら、皆の顔を見回した。エリは俯き肩を震わせていた。
「何、言ってるのよ。食事時よ」
「だって、言うじゃない。あれの姿を見られたら完全に言うなりよ」
「奴隷って言うわけ?いいわね。浣腸した後で、極太のペニバンでアヌスを犯してやろうか」
「そいでさ。一部始終を撮影して、あたし達に逆らったらネットに流すのはどうかな。この女、日本にいられなくなるね」
「ネットは世界中に公開されているのよ。死ぬしかないわね」
 女達は、エリの肉体はおろか、精神まで貪ろうとしていた。テーブルの下では両側から美奈と真由が、エリの膣やアヌスに指を入れ、中をかき回していた。
「お日様の下で食事は美味しいだろう?お嬢さん達」
 アキラが満面の笑みを浮かべてやってきた。
「そうね。大自然に囲まれて、最高の気分よ」
 美奈は、周囲に広がるタンザニアの深いジャングルを見渡した。川幅は大分狭くなっていた。三十メートルといったところだ。
「エリちゃんは、どうしたの?顔色がすぐれないな」
 アキラはエリの近くに立ち、横顔を見詰めた。エリは、力の無い笑顔を返した。
「長旅の疲れが出たのよ」
 美奈が代わりに答えた。
「船旅は後、数時間で終わるよ」
「えっ。そうなの?確か予定では後、目的地まで二日ぐらいかかる筈だったけど」
 美奈はアキラの顔を見詰めた。
「予定が変わったんだ。こっちの方も秘境中の秘境さ。数十メートルの落差がある瀑布や大密林地帯が広がっている」
 アキラは何となく浮かない表情で答えた。
「何か問題でもあるの?」
 美奈はアキラの表情を見逃さなかった。
「不安と言うほどでも無いが。そこはチンパンジーの生息地域なんだ」
「チンパンジーですって!動物園で芸をするのをよく見たよ」
 里奈が会話に割り込んできた。
「芸をするのは、子供のチンパンジーさ。成獣にはとても凶暴な奴もいる」
「だって。こっちには銃もあるんでしょう?貴方が付いているし」
 真由が不安げな表情を浮かべながら、会話に加わってきた。
「そうだな。何も心配することは無い。俺が君達を守る」
 アキラは吸い込まれそうな満面の笑みを浮かべた。
「そうと決まったら、下船準備をしなくちゃ。行きましょう」
 美奈がエリの手をとり立ち上がった。
 女達はエリを取り囲むようにして、船室に向かって歩いていく。アキラは彼女達の後姿を食い入るように見詰めていた。ビキニからはみ出た尻が悩ましげに揺れ動いている。アキラは視線を外し、雲ひとつ無い澄み渡った青空を見上げた。大きな深呼吸をしてから、深い溜息をついた。


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