個別指導は恋の味-6
グチュチュ、クチュ、ヌチャ……。
遥香のそこはペンをまるまる呑み込み、博士の指さえも受け入れてしまう。
「あん、すごい、こんなの、ああっ、はじめて、あん……」
出して、入れて、出して、入れて、そうしているうちに遥香は1度目の絶頂を迎えた。
その変貌ぶりに博士も心配になるほど、遥香はぐったりと肢体を折りたたんだ。
「お姉さん、大丈夫?」
「はあっ、はあっ、ありがと、うん、んく、気持ちよかった、はあ……」
最後に長いため息をついて、遥香は興奮が醒めないうちにふたたび体をひらいていく。
びっしょり濡れた女性器から吐き出されたタッチペンもベトベトに汚れて、役目を果たして横たわる。
「ペンはもういいから、今度はきみの手でお姉さんを慰めて?」
遥香はゆったりと立ち上がり、書棚の空きスペースに片足をかけた。
割れ目の外側のラビアが花開いて、さっきよりも中身の様子がよく見える。
白濁した愛液の残りが、そこからツツウと滴り落ちた。
「最初は指でね?」
「うん……」
博士は遥香の下半身にもぐり込んで、割れ目の入り口を見上げる。
そこへ指を持っていくと撫でる間もなく、指は簡単に穴の中に入ってしまった。
「うん、そう、いいよ、あっ、ぜんぜん、大丈夫だから、たくさん、触って、ひうん、もっと……」
噴き出す愛液を手首のあたりにまで浴びながら、少年の指はテンションを上げて膣の外と内を行ったり来たりする。
博士自身はとくに気持ちいいわけでもないけれど、この遊びが楽しいし、なにより遥香と一緒にいられることが嬉しかった。
遥香と結婚したいという憧れさえも生まれるほど、大人の遥香を好きになりつつあった。
そんな淡い思いをぶつけるように、博士は2本目の指を膣内に挿入して、穴の余裕を探すと、そこへ3本目をグッと押し込む。
「ああん、いっちゃう……」
その言葉の意味はわからないが、遥香の行きたいところへ連れて行ってあげようと、小さな指を何度も何度も回転させる。
指の隙間から、グシュッ、グチュッ、と悦びの音が漏れている。