「もっとイチャイチャしたい!」-4
「ち、違う…もん」
「可愛い」
ちゅ、ちゅ、と首筋にキスを落とされ、久しぶりの愛撫に体が痺れた。
「あ、あんっ…違う、そんなんじゃない…っ」
「分かった分かった、いじめてってことだよね?」
そう言って、耳たぶに軽く噛みつく。
耳、弱いよね?
そんな風に囁かれるだけで、甘く反応してしまう。
「馬鹿悠馬!…あ、私の言うこと聞きなさいよぉっ…ひゃっ!」
がばっと足を開かれる。
ほとんど触られてもいないのに、もうそこは下着の上からでも分かるほどにぐっしょりと濡れてしまっていた。
それを見て笑う彼の表情に、身体の中心が熱く反応するのを感じた。
「み、見ないでよっ…変態…!」
悪態をつくも、吐息まじりのそれは弱々しい。
「悪いけど、」
ちら、と上目遣いに彼女を見る。
内腿にキスをして、悠馬は優しく笑った。
「俺、結構いじめるの好きかも」