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下着女装少年
【フェチ/マニア 官能小説】

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その2-1

新しい下着を手に入れたい。
しかし、優のお小遣いは少なく、漫画を買った今、手持ちに余裕は無く、ましてや、お店で買う勇気もない。
優はベランダで揺れる麻里の下着を見ることしか出来なかった。


だが、そんな姿で立ち止まるわけにも行かず、自宅に向かい歩み始める。

と、そこでまたしても転機が訪れるのだ。


見知らぬ家のガレージに干されている洗濯物が目に入った。
ベランダだけでは足りなかったのか、雨の当たらないここにも干したのだろう。
そこに、水色の女の子用のショーツが干されていた。

手が届く場所に、女の子のパンツがある。
見る限り、自分や麻里と同じくらいの子の物だろう。

優は、辺りを見回し、人通りが無いのを確認すると、ガレージへ近寄った。

近くで見ると、サイズこそ同じくらいなものの、デザインは、麻里のに比べると子どもっぽさは無く、少し大人びたデザイン。
気づけば、それに手をかけ、選択バサミを外しかけていた。


「何してるの…」


その一言が、優の思考を一時停止させた。


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