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下着女装少年
【フェチ/マニア 官能小説】

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その2-2

優はとっさに手を離し、振り返る。
そこに立っていたのは、同じクラスの女子「小林希」だった。
クラスでは麻里とは対照的であり、小学生の割に大人びた容姿。
背も高く、細身の割に胸もあり、髪も明るく、麻里とは別の意味で人気の女の子。
あまり話したことはないが、雑誌のモデルだかグラビアだかに出ているなんて話を噂で聞いたことがあった。
両親も忙しく、本人もいろんな塾を掛け持っているらしく、結構近所であるにもかかわらず、家も知らなければ、遊んだこともなかった。

「何やってんのって聞いてんの、藤井。」

この時優は初めて彼女に名前を呼ばれたき気がした、

「えっ?これはその、あの、洗濯物が飛んでたみたいだから、戻してあげようと思って!」

「はあ?」

こんな最高に分かりやすい言い訳が通じるはずがない。
優は諦めていた。
明日から、学校で言いふらされ、下着泥棒のレッテルを貼られてしまう。

「ちょっと、ウチ今私しかいないから、来なさいよ。」

「えっ?」


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