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空に風が吹くように
【兄妹相姦 官能小説】

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空に風が吹くように-1

「空弥..お願い.....帰って来て....」
俺・立花空弥(たちばなくうや)が妹・風香(ふうか)から電話をもらったのは8月の半ばお盆休みの前日の夜だった。日頃、弱音を吐かない風香がかけてきた電話にイヤな胸騒ぎがした。すぐに電話は切れてしまったので何度もかけ直したがつながらなかった。
まさか親父かお袋に何か....それならそう言うだろう....それじゃあ風香が犯罪に巻き込まれた?それなら俺じゃなくて警察か近くの知り合いに電話するはずである....じゃあ何があった?とりあえず帰る事にした。故郷への最終電車は出てしまっていたので夜行バスで帰る事にした。もしかしたら時期が時期だけに満席かもと半ば諦めていたが席が取れたので、それで帰る事にした。

俺と風香は双子の兄妹である。小さい頃は"お兄ちゃん"と呼ばれていたがいつからか名前で呼ばれるようになった。風香に言わせると、ちょっとの時間の差で俺が兄になるのが納得出来ないのだそうだ。風香のほうが姉になった可能性もあったので名前で呼ぶ事にしたのだそうだ。俺も変なこだわりもなかったので、別に気にした事もなかった。

親父は小さな町工場を経営している。親父にしか作れないような特別な部品があるようで、裕福ではなかったが生活に困る事はなかった。高校三年の時、進路について家族で話をしている時に
「空弥は私と違って頭がいいから大学に行ったほうがいいよ!」
風香が言い出した。
「風香はどうするんだよ!」
俺が言うと
「私はお父さんの仕事を手伝うよ!勉強が嫌いだし....」
「でも....」
「空弥は気にしなくてもいいよ!せっかく大学に行ける頭があるんだから勿体ないよ!」
そう言って笑っていた。生活に困っていなくても、二人同時に大学に進学させる程余裕がない事は俺も風香もわかっていた。だから風香はそう言ってくれたのである。俺は風香の言葉に甘えて東京の大学に進学して、そのまま東京で就職した。

東京の大学を選んだ理由....それは風香に対して妹以上の感情を持っていたからである。風香は贔屓目なしに可愛い....俺も何度も橋渡し役を頼まれたが全て断った。中にはお金を払うから風香の下着を売ってくれ!などというフトドキな奴もいた。勿論断ったが、お前はいいよな!風香ちゃんの下着をイタズラ出来るんだから!などと言われた事もあったが、そんな事はした事もなかった。バレた後の事を考えると怖くて出来なかったのである。しかし、このまま我慢し続ける自信もなかったので家を出る事にしたのである。風香に嫌われる前に....




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