起床時の俺の日常-1
午前七時。俺は目覚まし時計の代わりに妹の“こうい”によって起きる。
「はむ・・・ちゅぱ、れろれろ・・・」
下腹部に違和感を覚え、ふと目を覚ました俺。
「んあ〜、何だぁ? またか・・・」
上体を起こすと、俺の脚の上で四つん這いになっている妹の姿を捉えた。
「ん、ん、んはあ。ん、ん・・・」
パジャマのズボン、そしてパンツが下ろされていて、露わになっているのは勿論俺のち●こ。
朝勃ちした俺のそれは妹によって咥えられていた。
「んふぅ、おっきい♪ ん、ちゅ、れろ、えろえろ」
亀頭を口に頬張り、舌で舐め回す言葉通りえろえろな妹は俺が起きたことにまだ気付いていないらしく、一心不乱に口を動かしていた。
「ん、あはっ」
頭の中で色々と不満たらたらな俺ではあるがやはりフェラチオは気持ち良いものだ。思わず声が出てしまった。
「あれ? お兄ちゃん、もう起きてたの?」
「そりゃ起きるわ!」
無邪気な笑顔で俺を見つめてくる妹。カウパー液と自分の唾液で口がべとべとでさえなければなかなか可愛らしい顔立ちなのだが。
俺は頭を抱えつつ妹に訊く。
「恵那、お前俺のち●こ咥えたりして頭大丈夫? 将来彼氏出来ねえぞ」
俺は今高校二年生。妹は一つ下――高校一年生だから、そろそろ彼氏が出来てもおかしくない年頃である。それなのに何故わざわざ俺を慕ってくるのかマジで分からん。
俺はこれでも肉体関係を持つ彼女がいる。従ってそいつにばれたらマジで困る訳だが、妹は何度言っても聞かなかった。「じゃあ、あたしは別腹ってことで・・・きゃぴッ☆」だと。
「あたしの愛はお兄ちゃんに向いてるの♪ 譬えれば、れぇざーこぉせん?」
いや、それ死ぬから。マジで死ぬから、止めてくれる?
じぃー。
「ん、ちゅちゅ、あむ、はむ」
レーザー光線並みの眼力で睨み返したが、妹は無視って再びフェラを始めた。
「うう、はぁはぁ・・・」
段々と射精欲が競り上がってきて、呻き声を我慢できない。
「えへへへ〜、お兄ちゃん、かんじてるぅ?」
「う、うっせ、うはぁっ」
ヤバいヤバい、マジでヤバい。出てくる言葉が片仮名ばっかで俺の頭も半分逝きかけているようだ。
妹は、亀頭全体を口に含み舌で舐め回したり、竿を細くて肌理の細かい指でしごいたり、或いは裏筋に沿って舌を滑らせたりと、テクニックを何処で覚えてきたのかは知らないが、変化をつけて刺激してくる。気持ち良くない訳がなかろう。
それでも俺は寝起きで腕に力も入らず何の抵抗も出来ないが必死で耐えていたものの、「そう言えばこれっていつものことじゃね?」と現実に気付き、そして一気に心と体の壁が崩れた。
俺は、十分過ぎる程に膨らんだ亀頭からあの独特な感覚と共に妹の口内に勢いよく射精した。
どぴゅぴゅっ、ぴゅっ、ぴゅ――
「はぁはぁはぁ・・・」
「ぺろぺろ、くく、ん・・・ごくっ♪」
満足そうに精液を舐め呑み込む妹の顔を見ていると俺は改めて思った。
寝起きに妹のフェラ・・・いつものことじゃん!
これが起床時の俺の日常である。