★専属マッサージ師へ★-1
彼女はバイト中立ちっ放しで、接客と、
時には皿洗いもするのだが、
肩こりや足の疲れが酷く、よく辛そうにしていた。
オレは学生時代の部活絡みでマッサージが得意だったので、
ある時聞いてみた。
「辛そうだね、マッサージしよっか。オレ得意だよ」
『マジで!? して欲しいかも!』
店内でちょこっと肩もみ。
『あー、上手〜!気持ちいい〜!』『またしてね〜!』
よーし。
数日後、サークルで一汗かいた後、漫画喫茶に誘った。
「こないだ話してたマッサージ。漫喫とかでどお?」
『いいよ時間あるし、読みたいマンガもある。わーい!』
かつてない至近距離。自分の口臭とかが物凄く気になる。
まずは肩もみ。以前お店ではユニフォームだったが、
今日は首元の大きく開いたTシャツ。
初めて触れる彼女の肌。
きめの細かい見た目の美しさに違わない
滑らかな柔肌だった。