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気付いた気持ち
【エッセイ/詩 恋愛小説】

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気付いた気持ち-1

あなたと付き合ってたのは
どれくらい前なのかな

『メールはありません』

この言葉を見て
何回ため息ついたのかなもう諦めた
ずっとそう思ってきた
そう思い込まなきゃ
過去にすがりつきそうで毎日笑えなかったの

でもね
あなたの姿が
あなたの笑顔が
意識しなくても
視界に入ってきちゃうの
見たくないのに
気付いたら
あなたの姿
探してる
目で追ってる

もう
ごまかしは
効かないのかな
自分に嘘つくの
限界なのかな
メールこなくなって
寂しくて
悲しくて
携帯鳴るたび期待してる自分が
みじめで
あなたを好きでい続けることの苦しさから
逃げて楽になるために
諦めた

でも違った

諦めたはずなのに
この切なさは
なんなのかな
よけい苦しくなって
今やっと
わかったの

『あなたを好きでい続けることよりも、諦めることの方がずっとつらくて難しい』

別れてもなお
あなたは色々なことを
私に教えてくれる
私にとって
どのくらいあなたが
大切な存在か
愛しい存在か
気付かせてくれたのは
あなただから

わたしは
これからもあなたを
想い続けます
例え報われなくても
想い続けることを
後悔しないから
あなたはわたしの
誇りだから


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