幼児返りタイム 後編-3
龍の部屋のドアを開けた真雪は、いきなり彼に腕を掴まれ、中に引きずり込まれた。
そして龍は彼女をベッドに押し倒し、身体中の匂いを嗅ぎながら、着ていたものを力づくで脱がせていった。
「龍、ら、乱暴はいや……あたし、」
ブラに手を掛けた龍は低い声で言った。「こうやって、また誰かに抱かれたのか?」そうしてホックをはずすとブラを取り去った。ショーツ一枚になった真雪は、自身も下着一枚になって身体を押しつけてきた龍の目を見つめた。「し、信じてよ……龍。あたし、何も……」
龍は無言で真雪のショーツと自分の下着を取り去り、彼女の脚を大きく広げた。そして大きくなったペニスをいきなり彼女の谷間に押し込み始めた。
「真雪は俺のだ! 俺だけのものだっ! 誰にも触らせないからな!」
そう叫んだ龍は身体を倒して真雪に覆い被さり、激しく腰を動かしながら彼女の二つの乳房に顔を埋め、腕を背中に回して息が止まる程締め付けた。
「んっ、く、苦しい、龍、や、やめて、許して、龍……」真雪の目から涙がこぼれ始めた。
龍はしばらくの間、機械的に真雪にペニスを出し入れさせていた。
「はっ!」突然龍は目を大きく見開き、動きを止めた。「ま、真雪……」
真雪は両手で顔を覆ったまま震える声で言った。「龍……許して……」
龍は出し抜けに真雪の身体に押し込んでいたペニスを抜き去り、自分の身体を真雪から離した。
「ご、ごめんなさい! マユ姉!」
「え? 『マユ姉』?」
真雪は驚いて頭をもたげ、龍を見た。彼は今にも泣き出しそうな顔で真雪を見つめている。
「マユ姉! ぼ、僕、乱暴だったよね。ごめんなさい! ごめんなさいっ!」
そして龍はまた真雪の背中に腕を回し、乳房に顔を埋めた。柔らかく、愛おしむように……。
真雪は戸惑いながらも、そうやって顔を胸に擦りつけている龍の頭をそっと撫でた。「龍……くん」
やがて龍の動きが止まり、荒かった息もしだいに静かになっていった。
「龍?」
気付いたときには龍は小さな寝息を立て始めていた。