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Twin's Story 外伝「Hot Chocolate Time 2」〜幼児返りタイム
【幼馴染 官能小説】

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幼児返りタイム 前編-4

 龍は少しずつ彼女に入り始めた。

 そして二人の身体は深い場所で繋がり合った。

「龍……」真雪は少し涙ぐんでいた。「嬉しい……」
「俺も……」
「龍と一つになることが、あたし、この世で一番好き……」
「俺も」そして龍はふっと笑った。「いこうか、いっしょに」
 真雪はこくんとうなずいた。

 龍は柔らかく腰を動かし始めた。真雪の身体もそのリズムに合わせて揺れ動く。龍は真雪の豊かな乳房を手でさすったり舌で舐めたり、唇で挟み込んだりした。その度に真雪は小さく呻きながら、次第に動きを大きくしていった。

 龍の腕がシーツと真雪の背中の隙間に滑り込んだ。
「あ、ああああ……」
 真雪はにわかに大きな声で喘ぎ始めた。
 龍はゆっくりと手のひらで汗ばんだ真雪の背中をさすりながら、その腕に力を込めた。

「龍、龍っ!」
「ま、真雪!」

 汗を全身に光らせながら、龍と真雪の身体は一つになったまま激しく波打っていた。

「イっちゃう! 龍、龍っ!」
「真雪っ!」
「イって! いっしょにイってっ! ああああっ!」
 真雪の身体が細かく震え始めた。
「出、出るっ! 真雪! イくっ! ぐうっ!」

 びゅくびゅくびゅくっ!

 龍の腕にきつく抱きしめられたまま、真雪は身体を硬直させて叫んだ。「あああああーっ! 龍っ!」

「真雪、真雪、真雪っ!」
 龍の腰がびくびくと長い間脈動を続けた。

 龍の腕の力が緩み、二人は額を突き合わせて微笑んだ。龍も真雪もまだ荒い息は収まっていなかった。



「嬉しい、龍、嬉しい、あたし……」
「さっきから何? 嬉しい、嬉しいって……」
 龍は呆れたように真雪の目を見つめて言った。

「だって、嬉しいんだもん」
「変なの。いつもそんなこと言わないのに……」
「龍の腕に抱かれるとね、魔法にかかったみたいに幸せな気持ちになるんだ」
「そうなの?」
「うん」
「俺は真雪の中にいる時、すっごく幸せな気分になるよ」
「ゴムつけてても?」
「もちろんつけない方がいいに決まってるけどさ。でも今もとっても俺、癒されてる」
「そうなんだ……」
「気持ちも繋がってる、って思えるし」
「そうだね……。あたしも」
「真雪が好きだ、って強烈に思えるんだ」
「良かった。カラダ目当てじゃなくて」
「だから、違うって、さっき言ったでしょ」
 龍も真雪も笑った。


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