Portrait-22
「すっかり私のがお気に入りのようだな・・・・」
「だって・・・そんなに熱くて太いの 初めてなのよ・・・」
ねだるようなセリスの口調は、既にただ欲望を求める女の口調になっていた。
「お香の効果か、それとも目の前の絵のおかげか。 ほら、こんなに蜜を溢れさせてる」
―――ジュボォッ・・・・
「んッ・・・・」
引き抜かれた3本の指は、生暖かい蜜の中にずっと浸してあったのせいか、
肌はふやけ独特の香りと水分をたっぷりと含んでいた。
「この蜜を味わったら、お気に入りのをたっぷり突きこんでやろう」
セリスのピンク色の唇が 迷うことなく差し出された三本の指に吸い付き、
自らの舌をゆっくりと絡ませ丹念に舐めとっていく。
「よくできた。・・・・・さぁ、ご褒美だ」
セリスの身体がヒョイと浮き上がり、
セリスは両手両膝を床につけ、壁にかかる自らの肖像画と正対する姿勢になった。
背後に立っているアウザーに、
自らの尻そして蜜が微かに垂れる“薔薇”の入り口を差し出す格好で。
その薔薇はピクピクと花弁を振るわせ、
熱い肉棒の到来を待ち望んでいた。
―――ズブゥゥゥッ・・・
「アウゥッ!!!!」
勢いよく突き入れられ、
セリスの中に滑り込んでくる肉棒。
セリスの肉襞は一気に収縮し、
男の肉棒に絡み付いて離れない。
―――パンッ、パンッ、パンッ・・・・
「ンンッ、あっ、くぅ、フゥ・・・・・」
激しく後ろから突かれながら潤みを帯びたセリスの視界に、
壁に掛かっている自らの肖像画が映る。
あの肖像画も かつて画家との情事の名残の中で描かれたもの。
そして今、
同じ絵筆が新たなる作品を完成させようとしている。