記-45 私は小説が好きで、書くのが好きで、読むのが好きである。 ほんとうなら、五、七、五、七、七、あたりでしたためたいのだが、残念ながら、そんな才能は持ち合わせていない。 さらに、官能ものが好きときてる。 こんなものを書き残したところで、何の意味があるのか。 自分の神経を疑いながらも、私は、これを書かずにはいられなかった。