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最後の日記
【ガールズ 恋愛小説】

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あのあと、家に帰るとまた彼女の兄から電話が来た。

「今日はありがとう。あんなに笑った妹を見たのは久しぶりだよ。ほんとにありがとう。よかったらまたあいにきてね」

と嬉しそうにいっていた。
迷ったがなぜ、彼女が入院しているのか聞いてみた。

話によると、高校のときから病気だったらしい。
元気は元気なのだが、いつどうなるのかわからない状態。
だから小学校のときからの知り合い。私を呼んだとの事だった。

それから、一ヵ月後。また、彼女に会いに行った。
大学で作った小さなクマのぬいぐるみを持って。

彼女はそのときも元気だった。
幼稚園生にあげるようなぬいぐるみで喜んでくれるのかな?と不安だったが、笑顔で受け取ってくれた。
そしてまた、いろんな話をした。


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