萌神君臨-3
程良く気持ち良くなった所でオナニーをするのを止めた麻耶。メンバー達の視線に笑顔を浮かべる。
「やぁ〜だぁ、そんな見つめないでよ〜!」
ハッとして視線を外すメンバー達。目の前の不思議ちゃんに、一体何が目的なのかますます分からなくなる。犯罪者達の中に堂々と警察の人間がいる。どう考えても普通ではない。
「あの〜…」
高田が質問する。
「なぁに?」
「俺達、一応犯罪者ですよね??その犯罪者達と警察がつるんでて大丈夫なんですか?」
「あ、やっぱそう思うよね?安心しなって!皆を逮捕するつもりなんて全然ないのは本当だから。だいたい私、警察嫌いだし。お金が欲しいから働いてるだけ。警察官なんて殆ど腐ってるわよ。特に女性警官に対してセクハラ、パワハラは普通だし全員裁かれればいいって思ってるしね。だいたい私は武ちゃんに協力したんだよ?警察を裏切った訳だしバレたらやばいよ。みんなと一緒よ。私も犯罪者みたいなもんだからね。」
「は、はぁ…」
「でも私は弱い人を守るのは大好き。弱い人を少しでも助けたくてもともと警察官になったのよ。だからね、武ちゃんが悪どい女をやっつけてく姿が大好きでさぁ。下手なヒーローより断然ヒーローだったわね。悪を裁く武ちゃん、カッコ良かったわぁ♪みんなも誰でもいいから手当たり次第にレイプするんじゃなくてさぁ、悪を倒さなきゃダメよ?武ちゃんみたいにカッコいいレイパーになりなさいね?」
「は、はい…」
警官にレイプを勧められるのも変な感じだ。完全に戸惑う。
「何か眠くなっちゃったなぁ…。今日泊まってもいい?」
「は、はい…どうぞ…。」
断れるはずもない高田。
「ありがと。お風呂入れてくんない?」
「す、すぐに!!」
高田は慌てて風呂場に向かう。
「徹ちゃん?」
「は、はい…!」
「一緒にお風呂入ろうね?」
「いっ!?」
予想外の言葉に驚く。
「徳山君や喜多君とお風呂入ったらさぁ、何かいやらしいじゃん?徹ちゃんならまだ子供だしさぁ。ね?」
「で、でも…」
「は・い・る・よ・ね?」
「は、はい…」
変な威圧感がある。田口はとてもじゃないが嫌だとは言えなかった。