1-7 やっぱり、そこには依田幸祐がいた。 「今日の5時。昨日の公園にきて。」 その目は、まっすぐ私を見ていた。 「はっ?なんで?」 いいづらそうに、彼は 「…ちょっと、話したいことがある。」 とだけいい、どこかへ行ってしまった。