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露出する女
【痴漢/痴女 官能小説】

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里美 第7話-6

「なぁ、里美」
めずらしく…里美も前はいつしたのか覚えていないくらいだったのに、夫が里美に手を出してきた。

「どうしたの?」
素っ気ないかも知れないが、里美の本音だった。

「いいじゃん、たまにはさ」
そう言うと、夫は脱ぎ出した。

「いいけどさぁ。。。」
言い終わらないうちに、パジャマを脱がしにかかる。

「うんっ…」
マニュアル通りみたいに乳房を触り、少し乳首を舌でころがすと、まだそんなに濡れてもいない女陰に手を伸ばす。

まるで何かにせき立てられているかのように、里美の足を広げ間に入ってくる。
入れさえするば、女は気持ちいいものだと思っているんだろう。

「いっ!.........」

(あなたのは痛いんだよ。。。)
亀頭につばを塗り、無理やり中に押し入れてくる。

「うんっ、うんっ、うんっ…」
快感より、苦痛の方が先に立つ。

里美は義父との事、太一との事、そして今日の配達の男との事を想い出す。
この肉棒は、義父の肉棒だと妄想する。

その隣で太一が義父との行為を見ながらオナニーしている。
そして、里美の口には今日の配達の、あの男の肉棒が咥えこまされている。

「あっ!...あぁぁぁぁあああ、いやぁ。。あっあっあっ、気持ちいいっ。。あぁあああ」
急に感じ始め、腰を振り出した里美に、夫は自分の肉棒で感じまくっていると満足する。

「あぁぁぁあああ…イクっ、イクっ…あぁぁぁあああ」

夫の肉棒は、膣の中で義父のものなり、太一へ、そして今日のあの男のものになって、里美の身も心もかき回していた。
ともすれば義父や太一の名前が口をついて出そうになるのを、里美は押し寄せる快感の中で、必死で堪えていた。

「今日のお前すごかったな…おい、大丈夫かよ」

ベッドにうつ伏せになり、息絶え絶えの感じでまだ余韻を愉しんでいる里美に、夫が声をかけた。
それに言葉で返す事も出来なくて、里美はただうなずくだけだった。

(やっぱり、もうこの人とじゃ、あたし感じなくなってる…)
里美はそれが淋しくもあり、少し怖くもあった。

翌朝、夫は上機嫌で起きてきて、朝食を食べ出勤していった。
食べている間中、里美を見ては意味有りげに笑う、その笑い方が里美には変質者の笑いに見えて、嫌悪感さえ感じていた。



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