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アクム
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あぁ・・・どうしてだろう

何でこんなことになっているのだろう


大切で、失いたくない、はずなのに


私の目の前に、黒に染まった丸いような四角いようなモノが突きつけられている。


やられるかと言わんばかりに、私も同じモノを同じ場所に彼に突きつけている。


このことに、何か意味があるのだろうか


お互いが、お互いを殺すなどと・・


憎悪、哀愁、感嘆、驚愕、それらにも染まらない目をしているのは、何故だろう


これが、私の追い求めた未来?いや、前世の記憶?


それとも、今自分の目の前に起きている現実?


ただ一つ分かること。アナタを撃たなければならないこと。


「・・・幕切れにしよう」


どっちが言ったかも分からない言葉で、私と彼は引き金に触れた。





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