第七話(行為あり/本番あり)-6
リモコンを操作する振りをしてみる。
「やっ…強くしちゃ、やだっ…」
「どうして?」
「もっ…イキそっ、だからぁっ…!」
「僕のチンコが欲しいんですか?」
「欲しいぃっ…欲しいのぉっ…!おマンコにずぶずぶってしてぇっ…!」
可愛い彼女のお願いを無下にするほど、僕は鬼ではない…ときもある。
リモコンを操作してローターのバイブレーションをオフにし、お尻の穴から救出する。
「はぁっ…はぁっ…」
香澄さんはだらしなく涎(よだれ)を垂らしながら虚空を見つめ、息を荒くしている。
「使い慣れたローターはどうでした?」
「はぁはぁ…ん…よかった…」
でも、と香澄さんは続ける。
「竜のおちんちんのほうが、もっといい…」
「うおぉぉぉ!バーニングッッッ!!!」
正常位で香澄さんの奥へとムスコをねじ込んだ。
「んぅっ、きたぁっ…!」
「はぁっはぁっはぁっ…!」
「んっ、あぁんっ、やっ、あっ…!」
いつものように言葉は交わさず、互いに荒い息をつきをながらただひたすらに腰を振り、ピストンを繰り返す。
愛液がたっぷりと溢れかえっていたためか、すんなりと動くことができた。
「はぁっ…はぁっ!はぁっ!」
「あくっ、んにゃっ、やっ、やっ、やぁっ…!」
込み上げてくる射精感を必死に堪え、意識を別のものに移そうと香澄さんの唇を塞いだ。
「んっ、んんっ、んはぁっ、んんっ…!」
互いの唇を貪り、舌を貪り、口内を犯しあう。
「んんっ、れうっ、じゅぷっ、んあっ…!」
やがて香澄さんが腰に足を絡ませてきた。
「んちゅ、れろ、りゅうっ、ちゅっ、んんっ…!」
「れろ、じゅぷっ、かすみ、さんっ、んちゅ、ちゅるっ…!」
イクことを伝えあい、なおも激しいキスを繰り返す。
「んちゅ、ぐちゅっ、れろ、ふちゅ、れちゅ、んんっ、んんんっっっっ…!」
やがて僕らは同時にイキ、繋がったままもう一度、今度は軽いキスをした。
「はぁ、はぁ…」
「はぁ、ん…はぁ、竜…んはぁ、激しい…」
「はぁ、はぁ…香澄さんが、締めつけるから、はぁはぁ…」
「はぁ…ありがとう、竜…」
香澄さんは微笑み、そう言った。