第三話(行為あり/本番あり)-15
意識がはっきりしてきたのか、ただ舐めていたのが次第に愛撫へと変わる。
「んちゅ、ぐちゅるる、ぐぽっ…んちゅ、れろれろ」
ムスコのありとあらゆる部分を舐められ、吸われ、しゃぶられ、弄ばされる。
「ぬちゅ、んちゅ、れろれろ…じゅるっ…」
「あっ、ふっ…すごっ…」
「じゅるるっ…んちゅ、ぐちゅ…」
ふと視線を落とすと、横たわったまま激しいフェラをしている香澄さんが、僕をじーっと見つめていることに気付いた。
ムスコを攻められながら見つめられたら、恥ずかしすぎてイッてしまう。
「んちゅ、れろれろ…ぐちゅるっ…」
未だに見つめている香澄さん。
「あ、のっ…そんな、見られたらっ…」
「ふ…んちゅ、れろ、ぬちゅぬちゅ、れろ」
香澄さんは一瞬口元を歪ませ、ムスコに視線を移して一気に攻めたててきた。
「くぁっ、うっ…!」
「んんっ…!」
ムスコから飛び出た精液を口の中で受け止める香澄さん。
「んくっ、んくっ…」
「はぁ、はぁ…」
また飲んでる…やっぱ好きなんだな。
「んっ、はぁんっ…ふふ、口の中が妊娠してしまうな」
「香澄さんが勝手に飲んだんでしょう…」
「うん。君のは美味しいからな」
「最初は苦いって言ってたのに?」
「もう慣れた。粉薬と同じだよ」
え、未だに粉薬って苦手なんだけど…。
「しかし竜。さすがに四度目となると、あまり出ないのだな」
「一週間我慢した僕のスペックに泣いた」
その後僕たちはベッドの上でもう一度体を重ねたのだった。