第二話(行為あり/本番なし)-5
「たのもーう!」
そんな中クラスに響き渡る声。
我らが生徒会長にして僕の彼女・桃園香澄先輩の登場である。
「竜一郎。私とランチなどいかがかな?」
「ぜ、是非!」
クラスメートたちの視線から逃れるようにして、僕は教室を後にした。
***
僕が先輩と共にやってきたのはLL教室(言語実習室)であった。
授業以外では使えないはずなのだが、会長権限で職員室から鍵を持ち出してきたのだとか。
「鍵もかけたし、これで存分にイチャイチャできるな」
「入るときすっごく見られてましたけどね」
もしかして聞き耳を立てられているかも。この教室が防音ならいいんだけど。
「残念ながら君の分のお弁当はないが、私のでよければあげよう」
手作りらしき弁当を差し出してくる先輩。
「それより先輩のことが食べたいです」
「馬鹿なのか君は。ここは学校だぞ」
体育館でフェラしてきた人には言われたくない。
「ダメ、ですか…?(上目遣い)」
「そんなことは言っていない。まったく、そんな可愛い顔をされたら断れないじゃないか」
ほうほう。もしかしたらとは思っていたけど、どうやら先輩は年下攻撃に弱いらしいな。
「僕のおちんちん、先輩にしゃぶってほしいです…」
なるべく気弱な感じで頼んでみる。
「わかった。しかし、今朝みたいに口にしただけで出したりはしないだろうな?」
「大丈夫です!堪えてみせます!」
僕は自ら邪魔な物を脱いでムスコを露にさせた。
「お願いします!」
「何度見ても、大きいな…」
先輩は床にちょこんと座り、竿を握った。
「ビクビクしてる…なんだか可愛く思えてきた。はむ」
「うわっっっ!?」
ムスコが口の中に入れられ、思わず射精してしまいそうになった。
二度も口の中に射精したら、さすがの先輩でも僕のこと嫌いになるかもしれない…。
先輩は僕が射精しないことを確認すると、優しく顔を前後させてムスコを扱きにかかる。
「ぐぽっ…じゅるっじゅるっ…」
「せんぱっ、すごっ…!」
なんだこの感覚…先輩の唇、舌、それに唾液が見事にマッチし、性的快楽を与えてくれる。
「んあぁぁはぁ、じゅるっじゅるっ、れろっれろぉっ…」