第二話(行為あり/本番なし)-2
「先輩、もう一回言ってください」
「おちんちん、か?」
「っ〜!」
やっぱり抵抗ないんだこの人!さすがアイドル!(?)
「ふふ。顔に似合わず、すごく立派じゃないか」
それが僕のムスコに対する感想らしい。
他人と比べたことがないから、平均より大きいのか小さいのかわからないけど…。
「こう、すればいいんだよな」
「ひゃうっ!?」
先輩の冷たい手に僕のムスコが包み込まれる。
「い、痛かったか?」
「いえその、びっくりしただけです…」
なにせ初めて女の人にムスコを触られたのだ。自分で触るのとはわけが違う。
「ならいい」
先輩の手がゆっくりと僕のムスコを扱きはじめる。
「くっ…」
オナニーとはまた違った快感が襲ってくる。
「気持ちいい、のか?」
「は、はいっ…!」
先輩は次第に強弱をつけ、僕の反応を窺いながら楽しんでいた。
「ふふ。どうやら君は、優しくされるほうが感じるみたいだな」
「ふあっ、先輩っ…!」
「可愛い声を出しちゃって。そんなに私の手が気持ちいいか?」
「は、はいっ…きもち、いいですっ…!」
「素直だな君は。ご褒美だ」
先輩はそう言うと、僕のムスコを口にくわえた。
「あぁぁっ!?」
「んんっ!?」
初めて感じる快感の連続に堪えきれなくなり、先輩の口の中に射精してしまった。
「はぁ、はぁ…」
先輩の口の中、すごく気持ちよかった。
「んっ、んくっ…んあ」
先輩は何度か喉を鳴らした後、自分の手の中に僕の精液を吐き出した。
「いきなり、出すやつが、あるかぁっ…」
「ご、ごめんなさい…」
「ん…」
手の中の精液を、水溜まりの水を飲む犬のごとくペロペロと舐める先輩。
「それ、美味しいんですか?」
精液は苦い味がすると聞いている。その真相やいかに。
「美味しいわけではない。だが、思っていたほど苦くはないな」
つまり少なからず苦いってことね。
「でも美味しそうに舐めてましたよ?」
「君の、中から出たものだと考えると…愛しくてな」
「っ〜!」
この人はどうしていちいちこんなに可愛いんだよ!?