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【青春 恋愛小説】

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8-7

て「うわー....そんなんされたら住めねぇよ....」

あ「住む必要ある?」

て「ちょ....あっちゃん恐いってマジで...」

あ「てっちゃんさ、真紀ちゃんに木下と高畠の住所聞いてもらえない?真紀ちゃんの友達周りでもいいや。お見舞いに行きたいからみたいな理由でさ」

は「とんだお見舞いになるけどな」

て「おーこわっ....。ちょい待ち。聞いてみる」




話ながらも二人は作業は止めず、鉄弥は暁生のワン○ースを片手に真紀にメールを送った。




は「あ...」




元の目はSDカード内の画像に釘付けになった。

鼓動が早くなるのを感じる。




て「どした?」

は「見付けた.....絢の.....画像....」

あ&て「.....マジ?」

は「.......あっちゃん、コラはガチで頼む」

あ「.....まかせとけ」




元は見付けた。




顔に痣をつくり下着までが見えている、泣き顔の絢を。




他にも何枚かあったが、その一枚だけで十分だった。




この時の絢が感じた恐怖心、痛み、悲しみを考えただけで手が震えた。




暁生も鉄弥も元のその一言で感じたのだろう。

二人とも画像を見ようとはしなかった。




絢の画像は暁生に借りたSDに移し、元々のSDからは削除した。

その差し替えで入れるのは、あの二人の作り物の醜態だ。





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