隼人【3】〜8月21日(水)〜-5
ボォっと燃え上がるようにさらに彼女の顔が赤くなった。
「うわ、ペニスだなんてツツーリアさんエロいよ」
「なっ!?あなたが言わせたんじゃありませんの!?」
「そうだっけ?」
「ま、まさかカクチンハンですの!?」
「……もしかして確信犯って言いたいの?」
「え、あ、ちゃんと言いましたわよ!」
自分の失言に気付いてしどろもどろになるツツーリアさん。
カクチンハンって!チンはチンコのチンだったり?
「そ、それで、いつ頃小さくなりますの?」
「少なくとも今は無理だね」
おぱーい丸出しで隠そうともしない――もしかしたら気付いていない?――ツツーリアさんが目の前にいるんだもの。
「ある程度射精すれば治まると思うよ」
ま、さすがに一回二回じゃ無理だろうけど。なんせユグドラシルなんだし。
「しゃせ……っ!んんっ!よ、よければワタクシが、手伝ってあげましょうか?」
「本当?」
まだキスはしていないから覚醒――発情はしていないはずなのに、そんな素晴らしい提案をしてくるだなんて!
「えぇ……ワタクシたちは、両想い、ですから……」
なにこの夢のような展開。これもユグドラシルだからなのか……?
「では、あの……失礼いたします」
「わっ」
彼女の汗ばんだ右手が、俺の勃起したものを握る。
「んっ…」
上目遣いでこちらを気にしつつ、優しく手を上下に動かしてしごかれる。
「くっ」
「き、気持ちいい、ですか……?」
「あ、ああ…気持ちいいよ」
できれば胸でしてほしいところだけど、せっかくツツーリアさん自らがしてくれているのだから、ここは素直に愛撫されておこう。気持ちいいのは嘘偽りのない事実だしな。
「はぁ、はぁ…んんっ」
俺のものをしごきながら、ツツーリアさんは空いている手で自ら秘部を触り、オナニーを始めた。
ツツーリアさん、マジエロすぎっすよ……。
「ね、ねぇ、さっき精液飲ませちゃったけど、っ!お、美味しかった?」
たしか美咲に聞いたら『ワインのように甘い』って言っていたな。
もしかしたら精液の味は個人差があるのかもしれない。
「んっ、はぁ…美味しいわけ、ありませんわ…うんっ!?」