美咲【1】〜8月20日(火)〜-2
「美咲、つらいんだろ?」
優しそうな隼人の声。
「はぁ、はぁ……はやとぉ……」
「俺がチン静化してやる」
隼人は私に覆い被さり、唇を重ねてくる。
「んんっ……」
長い時間――といっても数分だと思うけれど、私たちはただひたすらに唇を重ね続けた。舌を絡め合わせることもない、ただの口づけ。
「……落ち着いた?」
やがて隼人が唇を離してしまう。
「うん……さっきよりは」
「そっか……」
「ん……」
少しの間見つめあい、その時間が嬉しくて頬が緩んでしまう。
「今まで隠してたけど……俺、エッチなんだよね」
あ、やっぱり隠してたつもりだったんだ。
「だから俺、今から美咲にエッチなことするよ」
その言葉に私の体が喜び震えあがった。
って私は変態か!?
隼人は慣れない手つきでブラウスのボタンを外し、躊躇なく私の胸に顔を埋めてきた。
やっぱりおっぱい星人だったんだ……。
「ああ大きくて柔らかい……」
「んっ……」
私の体、隼人に触られて喜んでる……もっと触ってほしいって、エッチなことしてほしいって、求めちゃってる……。
「あれ……?」
「ひゃぁぁぁ!?」
唐突に乳首を触られ、思わずエッチな声が出てしまう。
軽くイッちゃった……。
「すげぇな。本当に乳首勃ってる」
「んんっ、はや、と……」
切なくて股をもじもじさせる。
もっとエッチなこと、してほしい……私のいやらしい部分、隼人に触ってほしい……。
「美咲……」
私の気持ちを理解したのか、隼人はおもむろに穿いていたズボンを下ろしてその凶悪なおち、じゃなくて男性器を露にした。
すごっ、男性器ってあんなに大きいんだ……あんな、大きいのが、入るの……?
「んっ……」
あれを挿入してほしいと、私のいやらしい部分から愛液が溢れ出るのを感じる。
「いれるよ」
「んっ」
きた!と身を引き締めたけれど下腹部にはなんの感触もなく、代わりに胸の間から男性器が姿を現した。
おっぱい星人ここに極まる。
「やり方わかる?」
「……うん」