旅館玄関 シャセイに続く芸術-2
震える運筆でなぞられた半紙には卑猥な4文字が書かれていた。
「いやあねえ、それしか無いの?」
姫美が笑ったのを見た美弥子は瞳に目配せし、後ろから姫美を羽交い絞めにさせると、美弥子は驚く姫美の股間に素早く筆を突っ込んだ。
「あああん、こんなの無いよう」
嘆きながらも自分から筆を抜こうとしない姫美。
色っぽく腰を振りながら、新たに広げられた半紙の上には恵子が書いた卑猥な4文字と同じ物が書かれていた。
「姫ちゃんだってそればっかりね」
そう言って笑う美弥子に、瞳と恵子の2人ががりで襲った。
しかし美弥子は堂々としたものだった。刺された筆を自分で捏ねまわして、喘ぎながらポジションを決めた。
「はああん、はああん」
そしてただ腰を振って文字を書くだけじゃなくて、乳首を摘まみ、クリトリスを弄りながら喘ぎ声を上げて半紙に挑んだ。
「ああん、いいわ、ああん」
そこには少しだけ凝った文字が現れた。
『けいこのぐちょぐちょまんこ』
それを見た恵子は直ぐに反応をした。
「最低〜〜〜〜〜」
こうなったら順番だ。女たちは無理やり突っ込まれる前に、自分から筆を刺していった。
次々に書かれる内容は似たり寄ったりだったが、女たちはキャアキャアと嬌声を上げながらとても楽しそうだった。
しばらくすると、男女ペアで大胆に挑戦する者が現れた。
筆を突き刺した佐代を、旭は後ろから抱え上げて子供におしっこをさせるポーズさせた。
「えっ?えっ?旭くんどうするの?」
慌てた佐代に頓着せずに、旭はそのポーズのままで佐代に突き刺さった筆を奮おうとしたのだ
しかし、アキラが思うように筆はふれなかった。やや上付きの佐代は筆の角度がその状態のまま上付きに向いていたのだ。
旭は筆使いを一旦中断して佐代を降ろそうとした。
「そのまま、降ろさないで」
ニヤニヤと笑う美弥子が旭を制した。
「そこがダメなら違う場所があるじゃないの♪」
旭は一瞬で理解した。
「美弥子さん、じゃあ、角度が合う穴に刺し替えてもらえますか?」
それを聞いて意味を理解した佐代は暴れて逃れようとしたが、息の合ったみんなで押さえ付けられた。
ニヤニヤしながら筆を抜いた美弥子に、どこから出したのか、旅館の旦那がローションの瓶を手渡した。