第九話〜気持ち〜-6
「に、二回じゃなくて四回です…」
何も聞いていないのにイった回数を告白されてしまった。
「どのタイミングでイった?」
「耳をかぷってされたとき…最後に顔射されたとき…あと、ま、マンコキしてるときに二回…」
気付かなかった…感じやすいんだな。
「ん?俺が三回で愛理が四回なら、人のこと言えないんじゃないか?」
愛理のほうが一回イった回数が多いんだし。
「しょうが、ないでしょ…気持ちよかったんだから…」
「愛理っ…!」
俺はがばっと愛理を押し倒した。
「ごめん愛理…もう無理…」
一週間どころか三日も我慢できなかった。
「ま、待って…好きって言ってくれなきゃ、やだよ…」
「わからねーよ、好きってどんな気持ちなのか…」
マンコにチンコを擦りつける。
「んやっ、私は、弘樹のこと、好きだよ…」
「知ってるよ…」
挿入しようと試みるが、中々上手く入らない。
「毎日、んっ、毎時間っ、まい、ふんっ…まいびょ…うんんんっ…!?」
処女膜を突き破り。
「あっ、入っ…たっ…」
愛理のトロトロマンコの膣内に、俺のガチガチチンコが挿入された。
「んふぅぅっ…いつも、考えて…」
「愛理…動くよ」
愛理は頭に手を回してくる。
「…うんっ」
瞳に涙を浮かべた愛理は抵抗せずに受け入れた。
「愛しくてぇっ…!」
締めつけてくる膣圧。
「大切にっ、思えてぇっ…!」
奥にある子宮にあたり、俺の先端を刺激する。
「自分だけのっ、ものにっ、したいぃっ…!」
その一番奥に、俺は…。
「はぁっ、はぁっ…愛理っ…出すよっ、愛理のナカに…!」
「いいよっ…いっぱい、いっぱいぃぃぃっ…!?」
射精した。
四度目だと思わせない、むしろこれまでにないぐらいの勢いで。
「はぁはぁ…すごく、熱いっ…」
自分のお腹を触る愛理。
「中出し…されちゃった…」
「あ…ご、ごめん…」
はっと我に返って後悔した。
暴走して、快楽に身を任せて、獣のように腰を振って、子種を植えつけた。
「いくつか、質問をさせて…」
荒い息を整えながら、愛理はそう言った。
「あ、ああ…」
「私のこと、毎日考えてた?」
「………」
考えてはいた。けどそれは、性的欲求を満たすためというか。
「…おかずになら、してました」