第五話〜誘惑〜-4
さらにレンレンからのメールを受信した。
『四時間目が始まる前、トイレにて』という本文とともに、写真が添付されている。
結局全部トイレじゃねーか。
「レンレン…」
全裸のレンレンが、マンコにシャーペンを挿入していた。
どうしてシャーペンだとわかったか?
三時間目の最中、レンレンに「シャーペン貸して」と言われて貸したのだ。それが写真でレンレンが使っているシャーペン。
放尿、パンツ、オナニーver.2の写真を見せられ、俺のチンコは既に勃起してしまっている。
こんなところをクラスメートに見られたらなんと言われるか。
それにしてもレンレン、一体どういうつもりでこんな写真を送ってくるんだ?
「弘樹」
「な、なんだ」
「お昼ご飯、一緒に食べよ」
珍しくレンレンから誘ってきた。
連続エロ写真のことといい、明らかに今までと態度が違う。
「それから、シャーペン返すね」
差し出されるシャーペン。
俺が貸したシャーペン。
レンレンがオナニーで使っていたシャーペン。
レンレンのマンコに挿入されていたシャーペン。
「お、う」
受け取る。
ぬめっとしていた。変なニオイもした。
これがレンレンのニオイだと思うと、頭がクラクラして意識を失いそうになった。
「ど、どういうつもりなんだ…?」
シャーペンを机の上に置き、レンレンに問う。
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「弘樹が思っているとおり」