俺にとっての晴菜-3
「ごめんね。色気なくて」
「・・・・いいけど」
俺の顔色を読んだのか
間宮が先手を打ってきた。
「で?どうする?」
「いいよ。仕事が終わった後の
ビールとセックス。楽しみだね。間宮」
「ね♪」
間宮は・・・・
恥ずかしがるって事があるんだろうか?
サバサバしすぎだろ!
でも、そんなところも俺は気に入ってる。
「ところでさぁ〜」
またも話題を変えてきた。
今度は何だよ?
「妹ちゃん、合コン好きなの?」
「ああ。あいつは今、合コンの女王だからな。
お嬢学校のネームバリューにモノを言わせて、合コンしまくりだよ・・・」
「へ〜」
ニヤニヤする間宮。
この顔・・・どっかで見たことがある。
どこだったか・・・・
「新人の酒井君たちと合コンのセッティングしてあげようかな」
「・・・・・」
「・・・・・」
「あぁ?なんで、新人と晴菜が合コンすんだよ?
しかもなんで間宮がセッティングすんだよ?
しかも何で相手が酒井なんだよ?
晴菜な?あいつバージンなんだよ?
酒井に紹介したら危ないだろ?
酒井のうわさ知ってんだろ?オンナ癖悪いよな?」