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9歳差のジレンマ
【幼馴染 官能小説】

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俺にとっての晴菜-13


晴菜の合コンの女王っぷりは、俺の想像の範疇を、はるかに超えていた。
いや、オニーサンまじでたまげたね・・・
まずは受付で係りとして立っていた生徒会の男2人が晴菜に気がついた。
受付は代々生徒会が受け持っている。
俺もやったな。

「晴菜ちゃん。来てくれたんだ!」
「マモルくん。今日は隣の家の幼馴染と来たよ。A校出身なんだよ。
「うぉ!オレたち、晴菜ちゃんと仲良くさせてもらってます。よろしくお願いします!」

仲良くって・・・
合コンだろ?

よろしくされてもな・・・

「はいはい」
と俺は適当に流し
受付を済ませ、校内に入った。

懐かしい・・・
が・・・
懐かしさに浸っている間もないほど
晴菜はA校生に声をかけられた。

ミヤケセンセイとやらになかなか会えないまま、各クラスを覗いて回った。

なんか一生懸命な感じと
やりたくない感じの混合がいいな。

手をつないで初々しく回る高校生カップルと
お目当ての男の子を探し回る女子高生組み。
なんか当事者じゃない目で見ると文化祭も面白いかもしれないな。

「純にぃ!まじめに三宅先生探してよ!」

まじめにって・・・
ミヤケセンセイの顔を知らないから
探しようがないって・・・

めんどくせぇな〜
ドンだけの男だって言うんだよ。



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