投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

Twin's Story 外伝 "Hot Chocolate Time 2"〜契りタイム
【ラブコメ 官能小説】

Twin's Story 外伝 Twin's Story 外伝 Twin's Story 外伝 Twin's Story 外伝

契りタイム-10


 シャワールームのバスタブに、ケンジとミカは向かい合って座っていた。ライオンの頭の形をした給湯口から柔らかな湯が流れ出ている。
 「熱くない?」ケンジが訊いた。
 「大丈夫。ちょうどいいよ。気持ちいい。」ミカは微笑んだ。
 「ミカの身体、最高に素敵だった。俺、とっても満ち足りた。」
 「ごめんね、あたし貴男に何のアプローチもしなかった。」
 「アプローチ?」
 「乳首舐めたり、あれを咥えたりしてあげればよかったね。」
 「そんなことされたら、俺、きっと保たなかった。」ケンジは笑った。「ミカをイかせる前にイっちゃうよ。」
 「そんなに盛り上がってたの?」
 「うん。君の身体を抱いた瞬間に、やばっ、って思ったぐらいだった。でも、」ケンジは少し不安そうな顔をした。「君は満足した?」
 「想像以上。予想を超えるすさまじさ。」ミカは笑いながらケンジの頬を両手で包み込んだ。「貴男の腕、キス、身体中への愛撫、もうこれ以上の人には出会えないって思ったね。ずっと熱く感じてて、最後はもうどうかなりそうだった。」
 「ほんとに?大げさ。」
 「マジで。ケンジはあたしとセックスするために生まれてきたんだよ、きっと。」
 ケンジは破顔一笑した。「それは光栄だ。でも、俺もそう思う。」


Twin's Story 外伝 Twin's Story 外伝 Twin's Story 外伝 Twin's Story 外伝

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前