アンバランスな愛-17
「はぁ……はぁ……たまんねぇ……」
(し……下着フェチだったのぉ?!)
と言うか、着衣プレイ好き……そういえば、今までもヤる時は全裸よりもどこかに服が絡まっていたような……。
冒険者稼業だからいつ何があるか分からないからだろう、と思っていたがどうやらゼインの趣味だったらしい。
4年の付き合いで初めて知った、大発見だ。
「ひやぁっ?!」
などと考えている間もゼインの攻めは続く。
少しブラを下げられ、ぷっくりと露出した乳首を指で挟まれててっぺんをカリカリ掻かれた。
と同時に色が濃くなったパンツのクロッチ部分を、ぱっくりと口いっぱいに含まれ舌全体で舐められる。
「ふにゃあぁんっやあっ……らめっイっ……イッちゃうぅっーーーー!」
カリーの身体がビクリと仰け反り、軽く意識を飛ばした。
「ふ……は……ぁ……」
飛んでいった意識は直ぐにカリーに戻る。
しかし、フワフワとした気だるさの中、指を動かすのも億劫だ。
なのにゼインは鼻歌を奏でながらカリーの下着を横にずらし、硬く勃ち上がった肉棒を挿入してきた。
「ひうっ……あ……ああっ!!」
ゼインの規格外のモノがカリーにめり込む。
カリーの胎内はすっかりゼインの肉棒に馴染んでおり、吸い込むように受け入れていった。
「はっ……カリー」
「あ……ゼ…イン……」
挿入した時、名前を呼び合うのが好きだ……今はその後に続く口づけが大好きだ……。
2人は深く深く唇を合わせたまま、どちらともなく動き出す。
「んっ……んう……」
「は……ぅ……」
カリーから甘い声があがり、ゼインから悩ましい声が漏れる。
「んっあっやっまたぁっ」
沸き上がる快感に堪らず唇を離したカリーが甲高い声をあげた。
「はっ俺も……出そ……」
「あっああっ!キテぇっ!いっぱい頂戴っ!」
カリーの両足がゼインに絡んで更に奥へと誘った。
「はぁ……あ……出るっ……!」
ドクウッ
「あっアアァーーーー!!」
子宮に直接送られた精液がカリーの中で暴れ、さっきとは比較にならないぐらいの絶頂へと導く。
「うっぐぅ……」
ぎゅうぎゅうに締め付け、最後の最後まで搾り取るカリーに全てを注ぎこんだゼインは、ぐったりしてカリーに覆い被さった。