ノスタルジア-14
シュウの目を見ながらシュウに抱きつく。
あたしはいままで何を見ていたんだろう。
あたしはいままで何を感じていたんだろう。
こんなにも温かいまなざしと暖かい腕の中で
何を気づかずに過ごしてきたんだろう。
シュウの唇に優しく優しくキスを落とす。
「凛・・・」
「シュウ・・・エッチしようか。セフレじゃなくて、恋人として」
「凛?」
さっきまでシンイチを好きだと思っていた気持ちは
嘘のようにあっけなく飛んで行った。
シンイチを好きになった時間は
シュウを確認するための時間だったのかな。
そんな風に思えてくる。
「お袋・・・」
「声出さなきゃ平気・・・」
そう言ったあたしに舌を絡める濃厚なキスをしてくる。
「声出させないなんて無理。思いっきり愛してやるから」
「修哉。買い物に行くけど、凛ちゃん夕飯食べて行く?」
階下からの声にすでにブラウスの中に手を入れられ
おっぱいをもまれているあたしは返事が出来ない。
「凛も食べて行く」
息切れ一つしないで冷静に答えるシュウが憎らしい。
それから間もなくドアがパタンとしまった音が聞こえた。
「ほら。凛。好きなだけ声出せ」
そう言いながら手慣れた手つきでブラをはずすと
乳首を口に含んだ。