イタズラ-1
弥季(みき)は、1つ年下の快斗(かいと)とつきあっていた。
もうそろそろ3か月がたつ。
そして今日ーー今、ラブホテルの一室にいた。
白いベッドのシーツの上に、寝転んでいる弥季。
薄暗い空間に甘い空気が流れる。
「快斗・・・・・・」
甘い吐息と共に小さく彼の名前を呼んだ。
「弥季・・・・・・」
軽く唇を重ねて、舌を絡めあう。
弥季は、うっすらと目を閉じ流れに身を任せていた。
体温が上がっていく。息が荒くなってゆく。理性がかきみだされていく・・・・・・。