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強姦主義者 『T』
【レイプ 官能小説】

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モンスターVSモンスター 前編-10

 フィットネスクラブから高田の家に戻る車中。もう少しで獲物を仕留められたチャンスを見送った高田に喜多が言った。
 「何で決行しなかったんだよ!」
 「何も問題なかったじゃないですか!!」
レイプしなかった事に冷静さを失った喜多、徳山、中西は高田に詰め寄った。しかし田口だけは高田に何か考えがあるのではないかと思っていた。
 「落ち着けって。あのフィットネスクラブでヤルチャンスはいくらでもある。スペアキーも手に入れたからいつでも侵入できるしな。」
 「レイプするなら今でしょう!?」
そろそろ飽きてきた真似をする徳山を軽く無視する高田。
 「色々ドラマありそうじゃねぇかよ、あいつらは、さ?」
 「ドラマ?」
喜多が首を傾げる。
 「どうせなら色々楽しもうぜ?ただレイプするだけじゃ飽きたしつまらないだろ?神だって色んなプランを考えてより興奮するレイプを決行してたじゃねぇかよ。帰ったらゆっくりとプランを教えてやるから落ち着けよ。」
 「あ、ああ…。」
自信に満ち溢れた高田の姿に一同は冷静になれた。
 (高田さんはアニキに似てるな。知能犯っぽいと言うか…。他の人とはちょっと違うな。)
 田口が高田とつるんでいるのはそういう事なのかもしれない。武史に影響を受けたレイパーや集団は数多く存在するが、より計画的で知能的なレイパーは高田だと感じている田口。武史に似ている高田についていくのはもはや必然的だったのかも知れない。
 高田の家に帰りプランを説明されたR4のメンバーと田口。話を聞き終わった時、さっき紗栄子レイプを諦め切れない人間は誰もいなかった。新たな紗栄子レイプ案に向け早くも準備を進める姿があった。
 「徹〜、楽しみだな?セレブのモンスター・ペアレントが大人しくなる瞬間が、な?」
 「うん!」
モンスター・チャイルドは屈託のない笑顔で応えた。


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