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〈亡者達の誘う地〜刑事・銭森四姉妹〉
【鬼畜 官能小説】

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〈人形と玩具〉-8

『……言う事聞けないんだ?悪い娘だねえ……』

「い…言う事とか訳分かんな……キャアァッ!!」

(!!!)


専務は、ふて腐れたように振る舞う架純に掴み掛かると、いきなり頬に張り手を入れた。
顔を叩かれた事で軽くパニックに陥ってしまった架純は、喚きながら顔を伏せて逃げようとするが、専務は逃がすまいと髪を掴み、執拗に頬を叩き続けた。


「痛あッ!!……私に…キャア!!……やめ…!!」

『痛いか?大事な顔じゃなくてお尻ペンペンにしてやろうか?ああ?』


髪を掴まれて振り回された架純は、悲鳴をあげながら尻餅をつき、口を歪めた泣き顔で専務を見上げていた。

誰も頼れない。
この状況を打開する策すら無い。

架純はガタガタと震えながら床を這い、命じられたボールを手にした。





『そうだ……そうやって素直になればイイんだ』


専務はしゃがんで目線を合わせると、微笑みながら優しく架純の頭を撫でた。


「……ヒック……ら…乱暴…しないで……ヒック……」


たかが数発の張り手と狼藉に、架純は容易く屈してしまっていた。

男子のように喧嘩などした事も無く、刑事のように犯罪者と対峙した事も無い。

凡そ暴力とは無縁の人生を歩んできた架純には、昨日からの現実は悪夢でしかなかった。

どうあっても目覚める事もなく、逃げ出す事も出来ない悪夢……その追い詰められた精神状態は、瑠璃子とは別種の屈従を選ぶ事を選択させていた。


「架純に何させるんだよ?……待てよッ!!やめろテメェ!!」


専務に向けて発せられた大翔の怒声が、架純の鼓膜を殴り付ける。
だがもうその意見に耳を貸せる状況ではない。
数時間前の瑠璃子の立場に架純が選ばれ、立たされてしまったのだから。


「……ち、ちょっと架純にそんな…!!……やめなさいよッ!!」


瑠璃子は自分に何をするのか理解出来た……架純は専務の命令のままにボールを股間の下に置き、秘肉にたどたどしい指を触れさせたのだ。



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