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『由美、翔ける』
【スポーツ 官能小説】

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『由美、翔ける』-33

「あ、はぅっ……お、おしりはダメッ……き、きたないから、だめぇっ……!!」
 その中指を抜き出そうと、由美の“でっかい”お尻がぶるんぶるんと揺れまくる。
「ユミさんに、きたないところなんて、なんにもないですよ……」

 ぐりっ…

「ひっ!」
 第二関節まで埋まった指を、八日市が旋回させた。
「あ、あぁああぁぁ……」
 “肛門(ア*ス)”に走る、苛烈な刺激に耐えかねて、由美は体を激しく震わせ、はしたなく開いたその口から唾液を零した。

 ずんっ!

「んひっ!」

 ぐりぐりっ…

「ひぐっ、んひぃいぃっ!」

 ずんずんずんっ!

「あひぃっ、ひうっ、ひぃいああああっぁああぁぁあぁぁっ!」
 胎内を遠慮なく突かれ、肛門を容赦なく抉られ、由美は狂ったように悶えている。壁の薄さを心配していた様子はもう微塵もなく、己の身体に走る強烈な快楽に、身も心も、全てを委ねて、酔い狂っている様子だった。
「はぁっ、は、あ、あぁ……」
 八日市自身が、少しばかり高ぶりすぎた自分を落ち着かせようとしたのだろう。腰の動きと、指の蠢きが、おとなしい物になった。
「ど、したの、よ、っくん……?」
「す、すみません、すぐに、出そうになってしまったので……」
「ふ、ふふ……わたしを、いじめて……こうふん、してるんだ……」
 いじめられて興奮しているのは、由美の方である。
「お、おしりに、ゆび、いれるなんて……よ、っくんの、ヘンタイ……」
「……いや、でした?」
 反応は凄かったが、本心からそれを厭うのであれば、八日市は埋め込んだ指を抜くつもりである。
 だが、それ拒むかのように、埋められている八日市の指を、由美は、お尻の穴できゅ、と咥え込んだ。
「……イヤ……じゃない……の……ほんと、は……わ、わたし……おしり、すごく……かんじちゃう、の……」
 ふるふると、由美の“でっかい”お尻が、左右に揺れる。それがあまりに扇情的で、動きを緩めていながら八日市は、油断しているとすぐに二発目を放ちそうになって、慌てて意識を集中させた。
「おしりで、ヘンに、なる……おんなの、こ……よっくん、イヤ……?」
「まさか」

 ぐりぐりぐりっ…

「んひぅっ! あ、お、おしり、ぐりぐりされてるぅ……!」
「ユミさんが悦んでくれるなら、僕、なんでもしますよ」

 ぬぷっ…

「あ、ン……や、やだ、ぬいちゃ、やだぁ……」
 八日市は、第二関節まで埋め込んだ指を抜き、さらに、その真下に突き立っていた己の“陽茎”をも、由美の体から遠ざけた。“なんでもする”という言葉と、全く矛盾する行動である。
「なんで……どぉしてぇ……」
「ここに、入れるからです」
「あっ……」
 言うや、ゴムに覆われた八日市の先端が、中央から盛り上がった由美の“窄まり”に押し当てられた。
「ユミさんの、おしりの穴、いただきます」
「あ、あっ……」

 ずぶっ…

「あ、ぐぅあああぁあああぁぁぁああぁっっ!!」
 指とは比べ物にならないぐらいの、獰猛にして強烈な挿入感が由美の“肛門(ア*ス)”に襲い掛かってきた。

 ずぶぶぶぶぶ…

「お、あっ、は、はいって、くるっ……! お、おしりに、“おち×ちん”、は、はいってくるのおおぉおぉおおぉぉぉ!!」
 本来ならば一方通行の場所に、逆流してくるその感覚は、いつかの痴夢で味わったものよりも、数倍以上の快楽を由美の体に迸らせた。


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