濃厚接触タイム-7
龍の身体も、真雪の身体も汗だくになっていた。
「龍・・・。」下になった真雪が龍の目を見つめて涙ぐんだ。
龍が慌てて言った。「ま、真雪、ごめん、俺、乱暴だったよね?」
「ううん、違うの。あたし、嬉しいの。もっと体重かけて乗っかって。お願い。」
「え?重くない?」
「あなたの熱い身体が、とっても気持ちいいの。」
「そう?」
龍は言われたとおりに真雪の身体を包みこむようにゆっくりと体重をかけた。
真雪は龍の背中に腕を回し、力を込めて抱きしめた。「龍、ごめんね、病気なのに、無理させちゃって・・・・。」
「俺の方こそ、ごめん。前戯もろくにしないまま挿れちゃって・・・。痛かっただろ?」
「全然。あたしも早く龍と繋がりたかったから、最初からずっと気持ち良かったよ。大丈夫。」
「そうなの?」
「うん。大丈夫・・・・。」真雪はうっとりした表情で目を閉じた。