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淫乱家族!C温泉旅館編【新司の母・瞳】 
【複数プレイ 官能小説】

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旅館玄関  姫美の入場-2

心配していたのは夫の遼も同様だった。遼は自分たちを撮影するように言いながら、手に持ったビデオを麻耶に預けると、麻耶の目の前で下着を脱ぎ、勃起したモノを堂々と晒した。

「ひっ!」

麻耶の驚きの声が走る。先走り液が滴り落ちそうな亀頭を見た麻耶は、条件反射のようにビデオカメラをその亀頭に向けると俯いて目を閉じた。

しかし、それは一瞬のことで、直ぐに薄眼を開けて観察したのは言うまでもない。今日は勃起したモノや、濡れた女性器をよく見る日だった。

遼の意図を覚った姫美は、その場で寝ころんで足を開いて遼のモノが来るのを待った。そして徐にその行為が旅館の玄関で始まった。

ジュブジュブ。

(ん?)

初めに姫美が感じたのは物足りなさだった。夫のモノが物足りないと思ったことは今までに無かったことだ。

デカデカビタミン入っていたところに、このサイズは違いすぎた。

(ゆるゆるだ…)

遼にとってもそれは同じだった、いつもの『キュッ』と締め付く感じがしないのだ。

焦った遼は姫美の身体を導いて回転させると、2人の大好きな体位のバックスタイルになった。

姫美が一番深い絶頂を迎える体位、今のこの危機を乗り越えるにはこれしかないと、遼の本能がこの体位を取らせたのだ。

ゆっくりと腰を使い、姫美の奥深くに最大限に勃起したモノを押し込む。

「ううん、ううん」

子宮の入り口にそれを感じた姫美は、物足りなさを少し忘れた。

遼は姫美の緩みがちの淫穴にゆっくりと出し入れしながら、うなじを掻きあげて耳の裏を優しく愛撫した。

「ううん、ううん、ああん」

遼の手が耳の裏から首筋を這い、肩から脇の下に移った。

「あああん、くすぐったあい、ああん」

姫美から物足りなさがどんどん薄れていく。

脇の下からいよいよ待ちに待った乳首の刺激だ。姫美はこの順番が盛り上がるので大好きだった。

しかし、今回の夫は中々乳首を責めようとしなかった。ゆっくりと腰を動かしながら姫美に意図を感づかれないように、自分の人差し指を咥えるとたっぷりと唾液を絡ませた。

そして口に溜まった唾液を姫美の菊門に垂らすと、その菊門に人指し指を突っ込んだ。同時に空いた方の手で乳首を摘まみ、いつもより強めにクリクリと捻り上げ、さらに大きく腰を引いた状態から激しく腰を打ちつけた。

「いやああああん、や、やめてええ、だ、だめええええ」

いきなりの刺激に姫美は体をのけ反らして反応し、それによって姫美の身体が瞬時に変化した。同時に遼に対するモノの物足りなさはその瞬間に消え失せた。

遼も姫美の変化を瞬時に感じた。ゆるゆるとした淫穴の感触が、肛門と乳首と子宮への刺激の相乗効果により、一気に姫美本来の、『キュッ』とした感触に戻ったのだ。

「あああん、いいわ、いいわあ、あああん」

「うう、姫ちゃん、きついよ、きつい、うう」

その頃になってようやく冷静に戻った麻耶は、カウンターに備え付けの電話を手に取り、鮑の間に居るはずの女将に連絡を取った。

鮑の間には女将と旦那と仲居の佐代が行ってるはずだ。何故行ったきりなのかは知らないが、3人も居ながら中々電話口に出ようとしないことに麻耶はイライラした。

『ガチャ』

呼び出し音が止み、ようやく受話器を取ったのを確認した麻耶は開口一番叫んだ。

「もしもし!大変です!」

『はあん、ああん』

「えっ?女将さん?」

『うん、ううん、そうよそう、そこよお』

「お、女将さんですよね?大変なんです。受付で知らない人がエッチを始めちゃったんです。あたしどうしたらいいかわからなくて」

そんな麻耶に電話口から女将の声が聞こえてきた。


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