投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

ノスタルジア
【女性向け 官能小説】

ノスタルジアの最初へ ノスタルジア 28 ノスタルジア 30 ノスタルジアの最後へ

近藤→遠藤-7





「ちょっと待っ・・・て」

「んあぁ・・ぁ・・・シュウ・・・っ」

いつものスマートさなんか一体どこに捨ててきたんだろうって感じの
性急さでシュウにキスをされた。

いつもはゆっくり優しくあたしの好きなペースでムードから完璧なシュウが
今日はキスもそこそこに下着に手をかけようとした。

「待って・・った・・・ら」

「なんで?なんで待つんだよ?」

いつもはエッチの時、甘甘なシュウが乱暴にあたしの体を撫で回す。

「ん・・・ぁんっっ」

「・・・!!!・・・っいて・・・」


無理やりされたキスに耐え切れなくなってシュウの唇をかんだ・・・

なんで?なんでってあたしのセリフだよ。
なに?こんなシュウ初めて。

大きく肩で息をしながら睨みつけた。

「・・・んな顔するなよ・・・ごめん」

シュウらしくない言葉にびっくりした。

「出て行って」
「リン・・・」
「女に無理やりするなんて。最低。待ってって言ったよね?」

「凛」

シュウの伸ばした手をパンッと叩き落す。

「出ていって・・・」


しばらく行き場のなくなった自分の手を眺めていたけど
シュウは静かに出て行った。




高校時代からのシュウとはそれ以来連絡もとっていない。










ノスタルジアの最初へ ノスタルジア 28 ノスタルジア 30 ノスタルジアの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前